
老後資金っていくら貯めたらいいんだろう~
お金、人生に向き合うからこそ出てきた疑問
少しでもクリアにして、一歩でも前進したいですよね。
収入や生活費、もちろん生活環境によって
自助努力の金額は、人それぞれ。
40歳、N子さん独女の老後資金をクリアにして
自助努力が必要な金額を出していきます。
まずは、基礎からやってみましょう~
いくら貯めるの前に、いくら必要なのか?
いくら貯めたらいいんだろう??
やっぱり、2000万? 3000万??
いくら貯めるを考えるには、
いくら必要、いくらで生活したいかが前提になります。
とは言っても、老後のお金なんて遠い未来過ぎて、
なかなかリアルに想像は出来ませんよね。
でも間違いなく、未来の自分は、
今の自分の延長戦にあるんです。
誰かの人生ではなく、自分の人生。

一般論や平均値、誰かの結果も気になりますが、
自分の場合はどうなの?
それを知ることが出来るのも自分だけです。
やってみると意外に簡単で単純。
最低これだけは必要!基本の生活費を計算
総務省の家計調査 家計収支編(単身世帯) によると、
おひとり様の老後の毎月の生活費は約16万円です。
ただこれは平均値なので、参考にするのは、
今の自分の生活費をベースを考えたほうが
現実的かなと思います。
厚生労働省が公表した平成29年簡易生命表によると、
女性の平均寿命は87,26歳。男女とも過去最高を更新中!
少子高齢化…高齢化社会へまっしぐらですね。
2030年には、2人に1人は90歳以上ですって‼
長生きリスクに備えなきゃって思っちゃいますよね。
では、この平均まで生きたと仮定して計算してみますね。
わかりやすいように、
40歳・N子さんの例で計算してみます。
- 月収25万・賞与100万(年収400万)
- 現在の月の生活費は約20万
- 退職年齢60歳
- 87歳までの老後資金を計算してみます。
- 60歳からの基本生活費17万とします。
17万×12ヵ月×27年=5508万

ここが基本です。
車は?旅行は?家は?
物価が上がったら?
はい、そうなんですよね。
基本以外に起こりうるライフイベントに
必要なお金ってまだまだあるはずなんです。
ライフプランでのシュミレーションではそういうった詳細も
織り込んで、フロー表というお金の流れを見ていきます。
ただここでは、まず基本の生活費を出してみます。
大事なのは最初から完璧よりも、最低限をまず知っておくこと。
骨組みが見えたら、そこから肉付け作業でOKです。
将来、年金っていくらもらえるの?
次に老後に入ってくる収入ですね。
一番の収入源は年金になります。
これが骨組みです。
退職金は?配当収入は?もっと働いたら?
入ってくるほうも、まずは骨組み。
知ってから肉付けしていきましょうね。
日本の年金制度、大きく分けて国民年金と厚生年金の2階建て。
細かい年金制度については、別の機会で記事にしていきますね。
例えば、自営業やフリーランスの場合は、
1階部分の国民年金のみ。
20~60歳の480カ月ちゃんと払ったとき
2020年度の満額の年金額は、781,692円です。
月にならすと65,141円ですね。
年金の受給資格期間が120カ月を超えていれば、
これまで作ってきた年金額は受給することができます。
自分自身がどのくらい貰えるのか計算する場合
(年金額は毎年物価状況等により変更します)
国民年金簡易計算式
19542円×加入した年数(今までと今後の見込み年数)
会社員や公務員は1階と2階の両方から年金が出ます。
今までの収入によって厚生年金の保険料が変わりますので、
収入が高いほど、年金受取額も多く貰えます。
自分の年金額を知るのに、1番の近道は、
ねんきん定期便です。
なんかそんなの、来てたかも…
でもよくわからないからそのまま
スルーした方も多いんじゃないかな。

毎年、誕生日付近でハガキ、または封書で
届きますので、是非チェックして下さいね。
ちょっとそれ、
待ってられないわ~という方には、
ねんきんネット
https://www.nenkin.go.jp/n_net/
にアクセスしてみてください。
登録するといつでもパソコンや
スマートフォンで自分の年金状況を確認できますよ。
厚生年金の早見表です。

40歳、N子さんの例で年金額の概算は
年収400万・22歳から60歳まで加入として計算してみます。
《厚生年金簡易計算式》
平均年収見込み額×勤続年数×0.55%
400万×(60-22年)×0.55%=836,000円となりました。
国民年金78万
厚生年金83万 合計が161万
★161万×22年(87-65歳)=3542万円
年金だけでは足りない現実…
ここまでで、骨組みがだいぶ見えてきましたね。
必要最低額:17万×12ヵ月×27年=5508万
年金収入額:161万×22年(87-65歳)=3542万円
不足額:5508万-3542万=1966万円
この1966万が骨組み・基礎部分です。
これから肉付けしていきますよ。
未来の人生設計は、家づくりに似ています。
骨組みが基礎、理想の家を作っていくのには、
必要な時間とより詳細な設計図があると
たくさんの手段が見えてきます。

老後の資金、2000万、3000万は、
自分の設計図ではありませんよね。
もちろん、ここで出してみた1966万だって、
N子さんの例に過ぎません。
次回、40歳N子さんの改善策を考えてみます!
自分事として、自分の出来ることから始めてみませんか??
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