こんにちは FPまきです。

身の丈に合った暮らしってどう思いますか?

なんか貧乏くさい、とても消極的な生き方にように思うかもしれませんね。

独身女性は、割と自分次第でお金の使い方を決められるため、

なんとな~くお金を使って、なんとな~くお金が貯まる。

その結果、残った分が通帳に残る「残り貯蓄」の方も多いと思います。

若き頃はそれでもOK、でも年齢を重ねていくと

「残り貯蓄」でお金が貯まったとしても漠然と不安が残ります。

なんとなく貯まったお金には、なんとなくの不安も残るのです。


将来のためのお金を貯める必要があるならば、

貯めるべきお金を明確にして、先に貯蓄をする

「先取り貯蓄」をしていかないといつまで経っても必要なお金は貯まりません。

身の丈に合わせた生活は決して貧乏くさい、ケチケチした生活を続けることではありません。

自分に本気で自分に向き合い、大切な価値観を知ることで手に入れることができる

お金と丁寧に付き合うことができる、とっても積極的なお金の使い方です。


自分の身の丈を知るために必要なことをまとめてみました。

貯めるお金は先取りで


収入-支出=貯蓄・・・資産×利回り

この公式はいつも私がコンサルでお伝えしている

マネーセンスを磨く際に知っておいてほしい公式♡

でも本気でお金を貯めるときには…

収入-貯蓄=支出

貯めるべきお金は先に徴収です。意志の力を信用してはいけません。

人のココロはどんなに決意をしても習慣化されるのって難しいですよね。

ましてお金に関しては、ストレス・付き合いやお誘い・欲しいモノ‥など

「ちょっと、今月だけ」という言い訳がたくさん出てくるものなんです。

先取り貯蓄は毎月の必要経費

必要経費と言うと固定費と同じです。

お付き合いあるから「ちょっと今月だけ」と

家賃や光熱費を先延ばしにすることはないですよね。

貯めるべきお金もそのグループに入れてください。

言い訳ができないように、先取り貯蓄はすべて自動化しちゃいましょう。


知らないと怖いパーキンソンの法則

パーキンソンの法則って知っていますか?

収入の額に比例して自然と支出の額は増えていく・・・

月の給料が20万の時には、「あと5万、給料が良ければ貯められるのに」と思います。

実際、月25万に上がっても生活基準はそこに合わせて自然と上がっていき、

支出の量は増えるのです。これ、法則なので意識しないととんでもない罠なんですね。

収入さえ上がればと思いがちですが、貯まる仕組みを作らないと意味がありません。

たとえ副業・残業で収入が増えたとしても、いつの間にか消えていってしまうのです。


仮に今後、収入が下がったとしたら一度上がった生活水準を下げるのは大変です。

でも、必然的に収入が下がってしまうのが・・・老後なんですね。

今から身の丈に合わせて、満足度の高い生活をしていく。。。

そう決めてみる。私はこの決意から多くのお金を使わない生活で

かなり充実した毎日を手に入れることができました。

お金も貯まる・充実感も上がる・不安は減る

一石三鳥くらいありそうじゃないですか笑



使途不明金を知る


先取り貯蓄をしながら、今必要な生活コストがいくらなのか…

その金額が身の丈に合っているのかを知るために毎月の生活コストは必要な情報です。

自分が必要と思い込んでいた毎月の支出の金額を見つめてみると

見えていなかった「使途不明金」に驚きます。

年間の総収入・・・300万

年間で残った貯蓄=預金残高・・・5万円

自分が把握していた生活コスト・・・20万×12=240万

使途不明金・・・300万-240万=60万-5万=55万


年間の収入が300万、預金に残っている金額が5万円

年間で特別的な支出(車・旅行など)がなかったとすると

自分が毎月の生活費(固定費や変動費)として20万と想定していたら

預金に残っている金額は60万になっているはずです。

でも現実残った金額が5万円だとすると、なんと55万円が「使途不明金!」

すべてが無駄な支出とは言いませんが、結構無視できない金額だったりしませんか?


☆冠婚葬祭や記念日などの支出

☆ちょっとした付き合いでの飲み会、毎日のコンビニ

☆友達に言われて買ってみたけど使わなかったモノやブランド品

☆コロナ禍でネットショッピングが増えていた!


本当に自分に必要なものだったでしょうか??



毎月の生活費として入れてはいなかったけれど

必要経費だった!と気が付くお金もあるでしょう。

そのような冠婚葬祭や記念日支出も「特別コスト」として

なんとな~く使うお金とは、別な部屋を用意して待機させておきます。

同じく自動的に行う「先取り貯蓄」をしますが、正確に言うと

貯蓄ではなく使うために仕分けておくというイメージですね。



使途不明金が多かった人は、家の中がモノであふれている傾向があります。

一度、断捨離をして本当に必要だったモノ達だったのか、

お金との交換で、ちゃんと自分が欲しかった感情に繋がったのか・・・?


少し時間が掛かってでもいいので断捨離はお勧めします。

ただスッキリ、捨てる断捨離ではなく

お金と捨てるモノ、感情のすり合わせを行うことで、お金に対する考え方が変わります。

使い方のクセに気が付き賢い使い方を手に入れるきっかけになるはずです。

その一つ一つをお金に換算すると・・・まぁ結構な金額だったりします。



お金の使い方の習慣・クセに気が付く


お金の使い方にはいつもの習慣・クセがあります。

☆いつもクレジットカードの後払い

☆安いからとまとめ買い

☆友達の前ではちょっと見栄を張ってしまう

☆ボーナスが出るととことん使いたくなる



お金を使うときにいつもの習慣やクセに気が付くことが大切です。

自分の身の丈ではなく、「他人の丈」「社会の常識の丈」になってませんか?

お金と交換したモノで得られる感情を確認していきましょう。

お金持ちになる人は、積極的に「投資」にお金を使います。

「浪費」ではなく、後から自分に返ってくるお金の使い方ですね。

自分の使い方のクセを知ることで、はじめて改善点や工夫するべきところが見えていきます。


なかなかお金が貯められないのは、ただ「知らないだけ」です。

収入の低さや自分の環境を悲観するよりも、

現状を把握して何を改善するかを知ること。

それだけでお金に対する不安がなくなったり、

収入を増やす、支出を整えることに抵抗を感じなくなるはずです。


貯蓄は、目的とゴールがないとなかなか貯まりません。

あり余る収入があるなら別ですが、収入には限りがあるからこそ、


身の丈を知ること、

身の丈でより充実感・満足感を感じられるお金の使い方



この2つを早めに手に入れてくださいね。

5年後、10年後にあなたの豊かさに大きな差が出来るはずです(^^♪






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