
こんにちは FPまきです。
寒くなってきましたのでそろそろお鍋の季節。
これからの季節はおひとり様用の小さな土鍋と「プチっと鍋」が活躍します。手軽で美味しいの^^
年内にやることの1つがふるさと納税、水炊きやお鍋セット・お肉や食料品ばかり選んでいた私。でも、私の友人は普段はちょっと買わないかなぁという家電や普段は泊まることがないようなホテルの宿泊券などの返礼品を選ぶようにしているって聞いて・・・ひたすら食欲を満たすことばかりに目が奪われていたなぁと^^; 今さらながら少し考え方を変えようと思ったのです。ずっと使えそうな家電、思い出として残る宿泊券などを視点を変えて選んでみようと思います。満足度を確かめて自分の価値基準をチェックすることにも、ふるさと納税って使えそうです。
今年も残り2ヵ月半、ふるさと納税はもうされましたか?
ちょうど去年の今頃もふるさと納税については記事を書いてました。
基本的な仕組みなどはまずこちら。
https://cfp-maki.com/2020/09/22/61/
今日は、マネーセンスを磨く独身女性のためのふるさと納税について。
ちょっと視点を変えてお伝えしますね。
「わからない・面倒くさい」では相当な機会損失
ふるさと納税は各地方自治体への寄付をするという行為です。寄付してくれた人にお礼としてやってくるのが返戻品。昨年もお伝えしていますが、働く独身女性は世帯持ちよりも控除が少なめなので同じ収入でも、天引きされる税金が多いのです。勝手に引かれているから仕方ないではモッタイナイです。だってずっと働き続けるだろうし、収入が一気に減るってこともあまりない。としたら・・・年収500万で約6万円の寄付ができます(詳しくはちゃんと計算する必要があります)そしてその上限額から自己負担額2000円分を引いた金額が支払うべき税金からの先出分って事になります。だから正式に言うと節税になるわけではないです。それでも、10年前から始めている人は合計で60万円分の返礼品を自ら要りませんと放棄しているのと同じこと。 返戻品の還元率(買った場合の価格との比較)が30%だったとしても18万円分の節約効果があります。 「わからない」「知らない」「面倒くさい」で何年もそのままなのは、これぞ機会損失なのです(-_-;)
払うべき税金を寄付という形で先払い、生活の質を高める返礼品を楽しむ♪
確かに税金ってよくわからない。でもこのようなお得な制度やお金に関する知識って自ら取りにいく、自ら動く。じっと待っていても国や会社、親が教えてくれることってほとんどないんですよね。実際やってみるとそんなに面倒ではないのですが、実際お金が動きますし本当にあっているんだろうか・・・?という不安のままではお得感なんて半減しちゃうかもしれません。

ふるさと納税のステップ
次のステップで始めてみて下さい。あれこれ考えると難しさが増してしまうのでこのステップで淡々と進めてみてくださいね。1つのステップが終わったら次のステップ、わからないことも思いつきで調べると混乱してしまうのでステップごとに調べていくことをお勧めします。
- ふるさと納税のサイトを選ぶ
- 寄付できる上限額を計算する
- 返礼品・寄付する自治体を決める
- 申告の方法を選ぶ
- 手続きを済ませる(必要書類の郵送・保管等)
お得なキャンペーン中のサイト選び
最初に決めなきゃないのが、ふるさと納税のポータルサイトです。各サイトでお得なキャンペーンなどがたくさんあるんです。さとふるでは3と8の付く日、さとふるの日に寄付をすると寄付金額に対して最大6%PayPayギフトカード!10月の限定キャンペーンでしたが、11月も延長との予告が出ていました。
楽天のふるさと納税ではやっぱりポイント還元が豊富です。寄付金を楽天カードにするだけでもお得。注意していただきたいのは、必ず自分名義のカードが原則です。夫婦の場合は要注意ですが独身女性はこの心配はありませんよね。あとは年内の寄付が条件となっていますがカードの支払いが年内であれば引き落としは来年であっても大丈夫です。ただあまりにも年末ギリギリというもの落ちつきません。これからの時期は、結構な駆け込みも予想されますのでお目当ての返礼品がなくなることも多いです。寄付金の上限額の目安を決めたなら前倒しで手続きをしておくことをお勧めします。
他にも、期間限定でAmazonギフト券で還元されるサイトもあります。ふるさとプレミアムは6%のAmazonギフト券で還元!ふるさと本舗は35000円以上の寄付金で7%mazonギフトで還元!それぞれ10月末までのキャンペーンを実施中です。35000円の寄付で実質自己負担金額2000円はカバーできちゃいます!
いずれも期間限定や細かい条件がありますので、自分に取ってお得となるサイトを探してみて下さいね。
ふるさと納税の上限額が特別支出
ふるさと納税は返礼品を選んで終わり・・・ではありません。マネーセンスを磨く女性には
《お金の流れがどうなったかを自分で納得する》
ところまでお勧めしたいんですね。得する制度と言っても最初はまとまったお金が動きます。毎年掛かる特別支出にふるさと納税という項目も設定しちゃいましょう。お金って準備しておかないとせっかく貯めたお金から使う行為は、なんとなく「減った感」が心に残る。お得と思って始めても「お金が減ること」にフォーカスされてしまうとマインド面ではあまりいい影響をもたらしません。収入と支出のバランスにかなり余裕がある場合を除いては、特別支出に組み込んでしまいましょう。
ふるさと納税の最後のステップ
出口の管理したのなら、出ていったお金がどうなったのか・・・まで是非追及してみて下さい。ここまで行うとマネーセンスは格段と上がります。ふるさと納税をしたことで、そのお金が「自分にとって」どんなメリットが得られたのか。そのメリットを最後まで確認している人は意外に少ないと思います。先ほどの年収500万の人の例だと上限額6万円を使って得られたメリットは決して返礼品だけじゃないということを理解しておきましょう。
申告が要らないワンストップ納税で手続きをした場合、翌年6月からの住民税から全額控除されます。来年の5月頃に届く住民税決定通知書にある税額控除額に《寄付した金額-2000円》が記載されているかはチェック。自治体によって多くは《摘要》という外枠に市民税と都道府県民税に分かれて寄付した金額が載っているはず。もしくは《税額》という縦の欄の《税額控除》という項目に記載がされていることを確認してください。ここでも市民税&道民税に分かれていますがその合計から調整額の2500円を引いた金額が載っていたらOKです。

寄付した合計額-2000円(自己負担額)+2500円(調整額)
仮に6万円寄付した場合、6万-2000円+2500円(調整額)=60500円
税額控除を合わせた金額がこの金額に近い状態で記載されているのならOKということになります。ふるさと納税をしたことで6月から天引きされる住民税が軽減されますということですね。たまにここに反映されていないことがあります。自分の手続きのミスなのか自治体のミスなのか何かしらの要因があると思いますが、チェックしないとそのこと自体にも気が付きません。寄付金でお金を使ったのに税金が控除されていなかったとなると単なる高いお買い物をして終わりとなってしまいます。
税金、控除??難しそうなので届いた通知を見ても・・・ってなりますよね。そのお気持ちもわかります。ついで言うと来年の5月となると忘れるよ・・・絶対^^; ということで住民税決定通知書が届くころにはメルマガ等でお声掛けますね笑
あと最近便利って思ったのが、楽天の《詳細シュミレーション》。寄付金の上限額はもちろんですが、税金の控除額、還付される時期なども詳細にわかります。あくまでもシュミレーションではありますが、来年の6月からの天引きされる住民税からいくら控除(お得)されるのかまでを知ることができるんです。まずは事前にこの金額を控えておくこともお勧め。そして、納税通知書が届いたらちゃんと答え合わせをしてみる。 納税通知書には正確な控除額、課税所得など情報が満載、ふるさと納税でもしない限りよく見ることがないかもしれません。この通知の正確な数字を再度、《詳細シュミレーション》で答え合わせをしてみたり、自分のお金事情(所得控除や課税所得)なんかも知る良いきっかけなりますね。ふるさと納税のおかげでお得&マネーセンスもピッカピカに磨かれる(^^)/

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