
こんにちは、ファイナンシャルプランナーのまきです。
連日シャワーのように降り注がれるコロナニュース。
私は今、この機会に世の中の流れがどのようになっていくのかを
毎日、勉強しています。
恐らくこの経験が、数年後生きた経験として
必ず役に立つのではと思っています。
ただ、先日もお話ししましたがあまりにも多くの情報の渦に、
感情を持っていかれないように私も気を付けています。
そんな中、少し視点を変えてみたら、違った景色が見えてきました♪
私も気持ちをリフレッシュしようと思います^^
視点を変えると景色は違って見えてきます

2009年10月にスタートした投資信託《eMAXIS》シリーズ。
3月17日までの純資金流入額が362億となり、開始以来の
月間の流入額としては過去最大となったとのことです。
そして、ネット証券の新規口座開設数は超右肩上がり。
私も利用している楽天証券さんは、3月16日に総合口座数が400万口座に到達。
昨年12月に300万口座だったのが、過去最速15ヵ月で100万口座増となったそうです。

ネット証券でもう1つ有名なのがSBI証券さん。
3月15日時点で、投信の積立額がネット証券では最大の200億円突破しました。
個別株と投資信託リスクが違います
今回のコロナショックでは、ネット証券口座を開設して積み立てをしている人が増えている事実。
今、スタートするタイミングと捉えている人、増額している人が増えている証拠です。
ただ、このようなニュース、テレビで取り上げられることはあまりありません。
投資初心者の方が、今、テレビなどのニュースだけを見ると先行きの不安から、
取り合えず売っておこう、マイナスを少しでも回避しようとなってしまいます。
何もしていない自分だけが取り残されたような気持にもなりますよね。
正直、個別株には少し注意が必要です。企業業績への影響、実体経済への影響も
これからとなりますので、体力がない会社など厳しい会社も出てきます。
でも一方で、投資信託の積み立ては価格に一喜一憂する必要はありません。
長期投資で進める資産形成においては、この下落局面でたくさんの口数を
増やしていくチャンスとなります。だから、わかっている人は増額していますよね。

投資先・資産額によってブレ幅は違います
今回の価格調整は、たった1ヵ月でNYも日経平均も30%以上値下がりしました。
スピード的にはリーマンショックよりも急落です(^^;)
この変動の大きさをボラティリティと言います。

リスクの大きさは、この変動幅の事でリスクを抑えたい人は、
株だけではなく債券やその他資産も組み入れたバランスファンドの方が、
変動幅は抑えられるので、リスクが低いということになります。
2月の初めに、例えば退職金を1000万、NYダウに投資してたら
どうなっていたでしょう・・・
たった1ヵ月で、評価額700万です。
実損ではないとは言え1ヵ月で300万の評価損は辛いです。

今後まだ、下がるかもしれないと不安。
例え長期投資としてスタートしたとしても 戻るまで、じーっと待つしか出来ない。
安いから買い増ししましょうという気にも、なれません。
理屈でわかってても、感情が辛くなります。もっと損するかもしれないし・・・
これ以上自分を責めたくない。
旅行行ってても、デートしてても、
ふと時価評価を思い出すと憂鬱な気分になってしまいます。
ん~・・・今を楽しめないですよね。
全資産が10億ある人の1000万と退職金3000万出た人の1000万とでは、
リスクの許容度が全然違ってきます。
資産配分もリスク許容度も投資する金額も人と比べるものではなく、
自分事ベースで考え、配分や金額などリスク許容度に合わせた
投資をすることが、とても大切なことです。

一括投資と積立投資では経過と結果が違います
積立は毎月、少額を投資し続けてます。
仮に40歳の人が60歳まで、毎月3万円の積み立てを続けるとしたら、
投資の回数としては、20年間分なので240回
2月から積み立てを始め、運悪く今回の価格調整、タイミングが悪かったと
後悔したくなる気持ちもわかりますが、これから始まる240回の
投資回数の中の、まだ、たった2回なんです。
仮に、投資対象をダイヤの原石に例えてみましょう。
先月は3万円で30個取得できました。でも今月は30%オフ、
同じ3万円で43個も取得でしました。半値になったら60個も貰えちゃいます♪
半値になったところでお買い得なので、買う金額を倍の6万円にしたら、
貰えるダイヤの原石は120個になりますよ。
安いときにコツコツ買い進めると、たくさんのダイヤの原石が手に入れられます。


ここでのメリットは2つ
♦ 予定よりもダイヤの原石をたくさん取得することが出来る
♦予定よりも取得のコストを抑えることが出来る
投資回数240回のうち、もしかしたらあと数十回下がり続けるかもしれません。
ここで大事なのがこのダイヤの原石がちゃんと輝きだすかどうかです。
個別銘柄の場合、先ほどの説明の通り、見極めが必要になります。
万が一、石ころになってしまったら、どんなに安く買えたとしても価値はありませんよね。
ダイヤの原石をたくさんの投資信託の中から選び、しっかりと分散することで、
また輝きだす、もっと輝くと信じて投資出来るから、安いところで増額が出来るんです。

引用元:大和証券 MSCIコクサイ指数とは 日本を除く先進国22ヵ国に上場する大・中型株のうち、約1,300銘柄を採用。
リーマンショック直前の高値、2007年6月を100として、スタートした直後に
株価暴落し続けました。スタートしてから株価が底をつくまで、
1年8ヵ月もの間、ずっと下がり続けました。
確かに、この時期100が70の時にやめちゃった人は、その後の39までの
価格下落を見て、損切りしてよかったぁとなりますよね。
心情的には毎月毎月下がり続けるものに、大切なお金を入れるなんて
意志の力では、きっと挫折します。私でも無理、イヤになりますね(^^;)
でも私、この時期から、積み立てを始めているんです。
続けられたのは、勝手に引き落とされる仕組みを作ってしまったからです。
そして、ちょうどこの時期は、仕事が忙しすぎて、正直自分の資産について
考える暇もなかったので、逆にそれが良かったんだと思っています。
評価がいくらになっているのかも見ることはありませんでした。
ようやく株価が戻ったのが、6年半後です。
それでも安いときに買い続け、ダイヤの原石の数をたくさん買い集めてきたので、
元金が戻った時には、100が165という結果なっていますよね。
視点を変えると景色はそれぞれ
私はよくお金や投資のお話をするときに、
木を見たり、森を見たり
歴史は繰り返すのではなく韻を踏む
投資を教わったメンターがよく言っていた言葉です。
きっとコロナ危機を乗り越えたときに、違った景色が見えるはずです。

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