個人年金保険は必要? メリット・デメリットを知るための4つのポイント

こんにちは FPまきです。

お金と向き合ってみると、
本当にいろんな気付きがあります。

自分の年金について調べてみたり、
預金以外の資産運用を始めてみたり、
誰だって最初は未知だらけなんですが、
未知の世界から知ることができ、
知ることから行動することに繋がります。



今日は独身女性の多い、気付き事例、
《自分で年金を作る》アイテム選びの1つ。
個人年金保険についてポイントを絞ってお話します。



貯蓄型保険とは

預金にお金をたくさん置いてても金利はまったくつきませんよね。
でも将来のこと、老後のことを考えると、
もう少しいいものがあるんじゃないか・・・という時に、
まず候補となるアイテムが「個人年金保険」貯蓄型の保険。

40代以降の独身女性の保険契約率が高いのは、
医療保険でも死亡保険でもなく、貯蓄型の保険なんです。


でも、そもそも保険という金融商品の役割は、

自分の経済力では賄いきれない
万が一のことがあった場合に備えて、

【保障】という安心を買っておく道具。

だと私は思ってます。

貯蓄型保険は《保険》という名前ついてますが、
本来の保険の役割とは違うような気がするんですよね。。。

保険という名前を付けることで、
「安心感・やっておいた方がいい」という概念がある人もたくさんいます。
「独身なら自分の年金、保険とか入っておかなきゃねぇ~」って言われた記憶ありませんか?


個人年金保険が魅力的に感じてしまう4つのポイント



独身女性が個人年金保険を勧められたときに、
つい魅力的だと思ってしまう4つのポイントがあります。

保険料を支払う=強制力
途中解約すると損することも=
継続力
所得控除活用で節税メリット=お得感
契約時には何歳でいくらもらえるが明確=安心感


お金が貯められなかった自分を変えられる!
そんな力がありそう。意志力の弱い自分には最適かも♪
そして、お得と安心感は数字で明確に表すことで契約のしやすさは高まります。

逆説的に言いますと、売る側はこのポイントを抑えたセールストークを使い、
老後の生活への不安を持っている独身女性に提案することで、
契約率が高まることを知っています。。。


もちろんこの4つのメリットは嘘でもなんでもなく事実です。
でも他との比較やデメリットなど知る必要はありますよね。

もし保険セールスから提案された時には、この2つをチェックして下さい。

✓他の所得控除との違いを説明してくれましたか?
✓必要な預金(流動性資金)を確認してくれましたか?


全体像を見てくれていないのに、「月1万円だった大丈夫そうね」という
ザックリ案で設計書などを作ってきた場合は・・・論外です。



全て自分で把握できなくても大丈夫です。
必要なのは、面倒くさがらずに

聞いてみること、知ろうとすること

後で後悔しないためにも、必須なマネーセンスです。



個人年金保険とは


個人年金の仕組みってかなりシンプルです。
各保険会社さんによって違うので一概には言えませんが、
以前、私が相談にのって事例でご説明しますね。

相談事例:40歳から65歳 20年間 毎月2万円

保険料のトータルは600万
65歳の時の一括受取額は609万
65歳から75歳まで年金受取(分割受け取り)で619万

一括での利率は1.5%・・・年率0.075%
年金受取での利率は3.16%・・・年率0.105%

金利、低いですよね。。。
もしかしたら、設計書には《年金受取率3.16%!!》って書いてあるかもしれません。
今の預金の金利なんてほとんどゼロに近いですから
3.16%だけを見ちゃうとね、一瞬、魅力的~!ってなりますが・・・

この3.16%は、30年間分です。だから年利にすると0.105%です。
確かに預金よりは微妙にいいのかもしれませんが・・・
私が利用しているネットバンクの普通預金金利は0.1%です。
お金を縛られることもなく、金利はほぼ一緒なんですねぇ。


超低金利を20年、30年固定金利で固めてしまうメリットはなんでしょうか??
先ほどの4つのポイントと比較して考えてみましょうね。

①保険料を支払う=強制力

お金が貯められない人はよくこの強制力に魅力を感じます。
保険料として口座から勝手に引き落とされる強制力がほしいなら、
定期預金の自動積立、財形貯蓄なんかも選択肢になります。

②途中解約すると損することも=継続力

保険の多くは途中で解約するとマイナスとなってしまうケースが多いです。
だからこそ、解約せずに続けられるだろうと思うのは「ちょっと待った」です。
この考えは確かにそうだと思いますが、大切なのは前提です。

今、40歳だったとしたら、65歳までの25年間での
必要な資金(生活防衛資金、車や家のためのお金、教育資金等)は、
安定した収入、もしくは資金準備が必要になります。

目の前の現実でお金が必要となれば、結局損してでも解約しちゃおうと
目先を優先してしまうという人間の心理も働きます。

金利に大差があるならまだしも、この金利差で資金を拘束されるのは、
大きなデメリットになるかもしれませんね。

本気で老後のために資金に鍵を掛けたいなら、
iDeCoで定期預金を選択したほうが拘束力は強いです。
(低金利なので、長期間の定期預金…私は選択しませんが)


③所得控除活用で節税メリット=お得感

一定の条件の元、個人年金保険の保険料は所得控除の対象になります。
先ほどの事例で言うと、年間支払保険料の24万のうち、
所得税が40,000円、住民税が28,000円までは節税効果があります。

所得税の税率は自分の課税所得によって決まります。

この方は税率が10%だったので、

所得税4,000円
住民税2,800円

が引かれるはずの税金から軽減できるということになります。
もちろん税率が20%、30%になっていくと軽減できる金額は大きくなります。

節税面だけで言うと、優先したいのはiDeCoは全額が所得控除額となります。
課税所得やiDeCoの税金についてはこちらの記事を参考にしてください。

独身女性はiDeCoでお得に資産形成


契約時には何歳でいくらもらえるが明確=安心感

人は安心感にえらく引き付けられます。
特に独身女性は安心感を得たいんです。
例外なく、私もいっつも考えますもん^^

ここはちょっと有利不利というより、
ココロのトリックをお伝えしていきますね。

投資や資産形成・保険となると、
《わからない=損をする》という判断基準になりやすく、
《わかりやすい=損をしない》という傾向にも傾きやすくはなります。

絶対ではないけれど、そんなバイヤスが掛かりやすいのです。

「どっちが得」というよりも、安心できて確実でわかりやすければ
「損していなければいいよ」と自分を納得させてしまう心理
があるんです。


もちろん、誰しもがこんなココロの心理が働いていることは知りません。
安心を求めるあまりに働いてしまう心理・バイヤス。。。
「自分にとって」必要な選択を惑わせてしまう行動心理なので気を付けたいですね。



金融商品は過去と現在で魅力が変わる

いかがですか?
魅力的だと思っていた4つのポイントは、
「自分にとって」どのように変化したでしょうか?

仮に預金にもしっかりお金があって、収入も安定してて、
iDeCoなどの節税も利用済み、それでももっと貯めていきたい。
そんな場合は、選択肢として検討してもいいと思います。


個人年金保険は、
簡単に言うと超長期の定期預金のようなものです。

「自分の年金を作りましょう」という個人年金も昔はかなり人気の高い商品でした。
昔の金利のよい保険のことを「お宝保険」って言うのを聞いたことありませんか?



私のお客様に60歳で退職をされて、
憧れるようなセカンドライフを送っている独身女性がいました。
その方に話を聞くと、独身を前提としたライフプランを考えて、
かなり若い頃から出来る限り個人年金に入っていたとのことで、
細かい金額から大きな金額まで保険証書が数十枚あったのを思い出しました。

あの頃の自分の行動のおかげで、公的年金と私的年金のダブル収入で、
理想のセカンドライフを過ごすことが出来ていると仰っていました。

その時、「いいなぁ~そんな人生」って素直にあこがれたのを覚えています。
でももうその時は、日本の金利はどん底です・・・^^;
金利が高く、確実だったというのも過去のお話なんですね。


金利には敏感に!

大人になり社会人になり、ふと気が付くと低金利。
今、現役で働いているほとんどの世代は、金利鈍感型です。

金利に期待していない、複利の魅力なども経験できずに
大人になってしまうので仕方ないですよね。

でもこれからマネーセンスを磨いていく、資産を作っていくためには、
少しづつでもいいので、金利には敏感になっていくことをお勧めします。
「金利なんて上がらない、どうせ」って悲観的になりたくもなりますが、
お金は見方を変えていかないと、味方にはなってくれないです。


金利が高いときはできるだけ長い期間、
変わらずその恩恵が受けられる方がいいですよね。
だから金利が高いときは、長期固定がいいに決まっています。

私のお客様が高金利のときに、こんなに金利が下がると予測をしていたかは、
謎ですが、しっかりと高金利固定で20年後、30年後の自分に仕送りをしたことになります。

逆に、今のように超低金利の時、
これ以上下がりそうもない金利情勢のときに、低金利固定
将来の自分に仕送りするのって・・・メリットになりますでしょうか??

積み立て貯蓄保険は、保険商品ごとの「予定利率」ってのが決められています。
2020年11月時点は、1%でも0.5%でもなく・・・0.25%です。

保険を契約するということは、見方を変えると
あなたが、保険会社に長い期間、安い金利でお金を貸すということです。

保険会社にお金を貸すのはあなたです。
保険会社はお金を借りる側です。
この低金利で有利になるのはどっちだと思いますか?




お金の選択をする時には、細かい重箱の隅をつつくような知識は必要ありません。
お金の流れや心のトリックを知っておくことで、聞くことが出来ます。

これからの自己責任時代、自分の大切なお金は自分で守っていく力が必要になってきています。
まぁ、結論独身女性はどんどんたくましくなっていくのかなぁ~(^^;)

風の時代なんでね、しなやか~にマネーセンスを磨きましょう!



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