
こんにちは
ファイナンシャルプランナーのまきです。
ちょうど1年前に“平成から令和に”
時代の変化に合わせたマネー管理のお話をしていました。
そして今
コロナがもたらす時代の変化
たった1年でこんなにも時代の変化を感じる
なんて滅多にあることではないですね。
時代の移り変わりで振り返るとすごく変わっていた
インフレについて考えてみました。
モノの値段が上がっている
昨年まで超ヘビースモーカーだった私
1日1箱吸っていたかなぁ・・・
スモーカー歴も長かったので、価格の上昇を
リアルに実感しますね。
昔は220円、今は500円になってました。
禁煙した後にも知らないうちに値上がりしてた!
1日1箱のヘビースモーカー
タバコ代だけで
毎月15000円、年間18万!
でももっとびっくりなのは25年前との違いですよね。
味も本数も変わらず値段だけはジワジワ上がって2倍以上
“タバコは20歳から~” だったと思うので (^-^;
今から25年前は
年間8万 10年で80万
今は、
年間18万 10年で180万
昔はタバコ吸うの、「かっこいい~」って思っていたけれど、
今の時代、そんな考えを主張しても《はぁ~??》
って感じですよね。
飛行機やJRでタバコOKだったって
若い子で知っている子っていないのかもねぇ。
実は今でもタバコの香りは好きなんですが、
もう2度と吸うことはないなぁ・・
だって時代の変化に合わせなきゃね。

パラダイムシフトを実感すること
これがまさしく
パラダイムシフト
もうねぇ、いつの間にか
今までの常識が、非常識になっちゃう。
そう考えると、時代の変化で変わってしまったことって
すごくあると思いません??
今、婚活やデートもリモートでサクサクなんだってね。
バレエやピアノのレッスンもオンライン化!
私が大手証券会社を辞めたのも、いずれこの業界の常識が
変わってしまうんだろうなぁって感じたからなんです。
当然、ネットでサクサクできる時代になり、
コミッション(手数料収入)を軸にしたやり方には、
「いずれ限界が来るよっ」って5年位前から
同僚と話していたんです。現場のリアルな声ってやつですね。
あのままだったら、自分の時間を大量に捧げながら
年収は恐らく半減していたんじゃないかと思います。
パラダイムシフトって言ってしまうと、
ちょっと大袈裟な感じがするかもしれませんね。
お金のこと、特に大きな決断の時
住宅ローン、長期投資、保険、転職などは、
目先の現状よりも先のことをどれだけ見れるかで
人生が豊かになるかどうかは180度変わります。
だからライフプラン(未来予想図)が必要なんです。
今と同じくらいの家賃でローンが組める。
今安いから買ってもいいかも。
今の目線を持ちつつ、ちゃんと未来にも目を向けて決断を♡

インフレってそんなに問題なの?
いきなりですが蛇口とコップを用意してみて。
蛇口から出てくる水を
入ってくるお金=収入
と例えてみましょう。

お金を貯めたい場合、蛇口のすぐ真下に
しっかりと受け止められるコップを置きます。
お金にブロックが掛かるとより大きなコップよりも
小さなコップを選んでしまいます。(この件はまたそのうち♡)
受け取る器は大きいほうが貯まりやすいですね。
蛇口からジャブジャブ惜しみなく水が出てくるなら
多少コップに穴が開いていたり、ヒビが入っていても
コップはお水でいっぱい、空になる事はないと思います。
多少なら・・・
ただ蛇口から水が少ししか出てこなくなったら
コップの穴、ヒビ割れ気になりませんか?
この穴とヒビ割れは支出とインフレそして税金です。

支出を節約で抑え穴を小さくしたとしても
となりのヒビ割れには無関心?
「たくさん稼いでいるのになかなかお金が貯まらない!」
そんなときは、全体を見渡してみましょう。
お財布から出ていくお金だけにフォーカスしすぎて
貯まらない原因が見えていないかもしれません。
知らないうちにヒビ割れしていないかを見渡してみてください。
マネー相談ではこの気付かないヒビ割れ、水漏れの原因を
一緒に見つけ塞いでいきます。稼ぐよりもまずこっちです。
税金や社会保障について知ることもそのひとつです。
だから先日セミナーでお伝えしたんです。
そして見えていなかった、気が付かなかった
ヒビからの流れ出てしまうお水をを止めることができました。
約22年間分300万円分の流れを止めて
自分のコップにまた注ぐことが出来たんです♪♪♪
見方を変えて無駄を見るけることで、自分資産を作っていく事が
出来るのに知らなかったでは本当にもったいないんです。
インフレも知らない間にこのコップのヒビ割れが
大きくなっていく原因のひとつです。
普段は意識しない気が付きません。
ちょっと表現が難しいですが、ぬるま湯のお風呂が
ゆっくりゆっくり熱くなっていく感じ。
気が付いた時にはもう熱くって動けない状態。
ん~、わかりにくいですね(^^;)
1970年から2017年の物価上昇の推移です。

これでも日本は《失われた20年》
世界で例のないくらいの経済停滞期を経験しています。
アベノミクスが始まる2013年まで
ずっとデフレだったんです。これでも・・・
大学の授業料を抜かすと、2000年からの17年間
価格は極端に上がっていないですよね。
では、これからデフレ?インフレ?
どっち方向なんでしょうね。
デフレって?
基本的にはデフレは給料も上がらない、景気があまり良くない。
その代わり、物価も上がらない・・・現金多めでOK
インフレって?
逆にインフレになると、給料が上がり、株や不動産が上がります。
教科書通りだと金利も上がります・・・現金の価値が下がりますので
現金多めよりも、資産価値が上がるものにしておくのがベストです。
スタグフレーション
ここまで聞くとインフレってそんなに悪くないような気がしますよね。
景気も良くなって、金利も上がるなら多少物価が上がっても
大丈夫そうです。
ただ一番、嫌なのが、スタグフレーション
景気が停滞しているにもかかわらず、インフレーションが続くこと。
不況(Stagnation)と インフレーション(Inflation)の合成語。通常、景気が停滞すると、消費者の需要が落ち込み、物価は落ち着くといわれているが、1970年代、第一次石油ショック後、主要先進国にて金融引き締め政策をとった際、景気が沈静化しても、物価の状況には変化が生じないケースがみられた。
野村證券 証券用語解説集より
新型コロナの影響で、どう考えても景気は悪くなっていきますよね。
注:ずっとじゃないですよ、景気はサイクル必ずまた良くなります^^
世界中の景気低迷・・・「モノ」の供給が激減
でも世界中で・・・「お金」は大量供給
なんともアンバランスな状態が考えられます。
簡単に言うと 不況なのに物価上昇加速しまくる⤴⤴⤴
それは勘弁してほしいですよね。
どっちになっても大丈夫な状態にしておきましょう。
インフレはモノの価値が上がり、現金の価値が下がってしまう。
老後のためにしっかりお金を貯めてても、預金現金のままでは
お金は息をしていないのと一緒。
《凍死状態》なんです。
理想はこっちの《投資状態》
そうする事で、大切なお金は息をして動き出します。
社会の役に立ち、いずれ立派になって帰ってきます^^
預金、現金だけ持つこともリスクなんです。
平成の30年間、変わったものは?
平成の約30年間で何が変わったか・・・
ざっと並べてみますと
- 人口の構造が変わり
- 年金制度が変わり
- 医療費自己負担割合
- 定年年齢引き上げ終身雇用制度の崩壊
- IT革命・人工知能 ・IoT(モノのインターネット化)
アラフォーがアラフィフに・・・
20歳のギャルが50歳の美魔女に変わります (^^;)
そして 国の借金が・・・
1000兆円超えちゃった ← コレ去年。
今年はすでに、すでに1100兆円超え
税金が上がったり、社会保障が手薄になったりは
覚悟しなくてはいけないかもしれませんね。
3つのお金の使い方
収入を上げたり、投資で儲けたり
それよりも大事なのがお金の使い方
私の知っている豊かさでいっぱいのお金持ちは、
決して派手な使い方はしていませんでした。
家も車も至って普通、でもいざという時には
人を喜ばせてくれるお金の使い方、かっこいいんです♡
使い方は意識した人からすぐに変えることができます。
私も意識して変えました。
お金と価値を比較するクセがつくと、
お金をほとんど使わない生活、シンプルライフが手に入りますよ。
浪費
浪費って一般的にはストレス発散のために使ってしまった
お金や無駄使いだったと自覚した時のお金の使い方です。
使うお金>手に入れる価値
消費
消費は日常の生活の中で必要だから買うというお金の使い方
必要経費っやつですね。《欲しい~》から《必要》に転換です。
使うお金=手に入れる価値
投資
資産運用・投資商品へお金を流す行為はもちろんですが、
使ったお金以上に価値が十分にあり
更なるお金を生み出してくれるのが投資です。
使うお金<手に入る価値
まとめ
平成から令和という新しい時代になり、
そしていつか終わるコロナの収束。
次に来るアフターコロナの時代
当たり前だった事が当たり前ではなくなっていきますね。
焦る必要はないんだけど、でもそろそろ
国頼み、会社頼みの生活のままでは
難しい時代になっていきます。
コップの穴を小さくしつつヒビが入ったら
ちゃんと手当てを出来るように準備はしておきたいですね。
お金とモノの価値を自分の中で
感じながらお金を使ってみてください。
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