こんにちは ファイナンシャルプランナーのまきです。

貯蓄を増やしていくために、節約よりもまずは固定費の見直しからです。
固定費って当たり前に出ていくお金だから実際使っているって感覚があまりないですよね。

住宅ローンや家賃、保険料、スマホ代、年会費などですが、
ちょっと見落としがちな固定費に車関連費用ってのがあります。

車って持っているだけで意外にお金が簡単に飛んでいく固定費。
固定費として目に見えるようにしないと、自分に必要な価値なのかがわかりません。

クルマに掛かる維持費について、そして月のコストに直す方法をご紹介します。


車を持つと掛かるお金

クルマを持ち続けることで掛かる費用。
自動車税、保険料、駐車場代、車検、ガソリン、メンテナンス費用などなど。
車を所有するときに購入代金を気にする人は多いけど、その後にずっとかかる様々な維持費って
あまり気にしていなかったという人は多いですよね。


自動車税

毎年4月に車の所有者に納税の通知が届くので5月末までに、
軽自動車は市町村、以外は都道府県に納税します。
クルマの排気量によって税金が変わります。

2019年10月から2020年9月30日までに、
新車を購入すると自動車税が毎年減税される特例があります。
「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」による税制処置により
期間が2021年3月31日まで延長になりました。

※この期間中に新車を買った人が対象です。すでに持っている人には減税はありません。



車検代

《法定費用》:自賠責保険・自動車重量税・印紙代
《整備費用》:車検基本費用や部品交換費用

車検代はこの2つに分かれています。
購入した初回は3年に1度、その後は2年に1度の車検が義務です。


自賠責保険

自動車を所有する人が必ず入らなければいけない強制保険です。
自動車重量税と同様に車検期間分加入しなければいけません。
24か月分で普通自動車は25,830円、軽自動車は25,070円です。


自動車重量税

車両重量ごとに課税される税金です。次回車検分までの通常2年分をまとめて支払います。
2年分の自動車重量税は、普通自動車だと以下のように設定されています。

0.5t以下 8,200円  1.0t以下 16,400円  1.5t以下 24,600円
2.0t以下 32,800円  2.5t以下 41,000円  3.0t以下 49,200円

軽自動車の場合は車両に関係なく一律で6,600円です。
エコカーによる減税があったり、13年以上経過している車両には税が上がる仕組みになっています。


印紙代

印紙、証紙を購入して支払うため、検査手数料のことを印紙代もしくは証紙代とも言います。
3ナンバーは1,800円、5ナンバーは1,700円、軽自動車は1,400円
指定工場で行なう場合はすべて1,100円となります。


整備費用

車検基本費用とは24ヶ月定期点検料、測定検査料、車検代行手数料などのことです。
点検した結果に応じて必要な部品交換が生じると別途部品交換費用がかかります。

備品交換費用は、ブレーキパットやオイルなどは消耗や経年劣化によって交換するとその分費用。
点検してみないとどのくらいになるのかわからないけど、言われるがままで高くなってしまう事もあります。

クルマに疎い私は、言われるがままになってしまうんですが・・・

クルマに詳しい人を連れてったり、今の状況のままだったらどんな影響があるのかなど、
確認して判断することも大事ですね。

車を点検したり整備したりする費用は、車検をするところによって違ってきます。
一般的にディーラーで通す車検は、所有する車の専門なので安心感があるけど高めです。
カー用品店、ガソリンスタンドなどは値段が安いです。


保険料

強制加入の自賠責保険の補償範囲は、全て相手方の身体への補償に限られています。
事故被害者の最低限の救済という目的保険のためです。

それ以外の部分をカバーするために加入しておくのが任意保険。
補償範囲は、相手方の身体だけでなく、自分や搭乗者の身体・車・物など自分で選択していきます。

弁護士費用、ロードサービス、車両保険など・・・
等級やどこまで補償範囲を広げるのかで保険料は大幅に変わります。

私は先月、更新月だったので代理店の保険からネット保険に切り替えてました。
内容ほぼ変わらずで、トータル保険料が5万以上安くなりました。
更新月ギリギリよりも、見積りや検討する時間に余裕を持って複数検討するのをお勧めします。



クルマの維持費を月の固定費にすると…

クルマを保有するだけでたくさんの固定費が発生します。
地域や生活スタイルよってクルマの必要度は変わりますよね。
でも休日しか乗らない、趣味や見栄、あるのが当たり前になってはいませんか?


目に見えにくいコストを一度目に見えるようにすることで、
自分にとって本当に必要なのか、必用経費か浪費なのかを考えることができます。


クルマ本体代金をローン、一括関係なしに使用年数で割ります。
使用年数は人それぞれですが、長くし過ぎてもメンテナンス費用や車検費用が上がってしまいます。
9年目か11年目の車検前に買い替えを検討する人が多いです。


例えば300万の来るかを購入して9年乗ったと仮定すると

300万÷9年=33万が年間コスト。月に均すと28000円の固定費となります。



すべて年間で掛かる合計を出してから、1ヵ月あたりのコストを出してみて下さい。
自賠責保保険や自動車重量税などはすべて車検代として年割です。
ガソリン代や駐車場代は《×12》でおおよその年間費用に直します。
メンテナンス費用は掛からない年もあると思いますが年間1万で見積もってみて。

すべて出た年間の合計額を《÷12》で1か月あたりのコストにしてみましょう。

人によってさまざまですが、年間で50万が安い方かな~。
いい車だったら本体代金が大きいので、年間100万掛かるケースもあります。
もし年間で100万となったら毎月83000円の固定費が掛かっているのと一緒です。


「クルマの保険って高いなぁ~」
「ガソリン代、安い~!」

と何気なく使っているクルマの維持費ですが、
虫の目から鳥の目になって見てみましょう。


頑張って働いた給料から毎月83,000円を出している、
毎月お財布から83,000円出してクルマを使っているんです。

給料30万の人と、60万の人とでは負担額は倍、違いますね。


そして使う頻度によって、コスパが変わります!
毎日乗る人と、休日しか乗らない人でガソリン代は変わりますが、それ以外の維持費は変わりません。





ちょっと余談になりますが、私の義父は趣味で外車を持っていて
そのクルマは、ほぼ鑑賞用みたいです(汗)

月に1回乗るのかな~⁈って位の頻度。

小さい家1件分くらいポルシェ用の車庫があり、
いっぱい整備道具も取り揃えてて…


本当に大好きみたいなので一切口出しはしません。
けど…「月に均すと固定費いくらなんじゃい⁈」」って思ってしまう私。。。










当たり前に持っているクルマの維持費を一度考えてみると、
掛かる費用に見合った必用経費なのか、
それとも浪費の項目になるのかが見えてきます。


毎月8万以上も掛かるならタクシーやレンタカー、カーシェアリングなど
利用したほうがお得になることがわかりますよね。
それで固定費が5万円浮いたとしたら・・・


貯蓄にまわすと10年で600万貯まります!


もちろん、手放すことで不便は出てくると思います。

大事なのは自分のとって
価値のあるお金の使い方をしているかどうかです。


納得してその分の価値があるのであればOK。
もし毎月のコストに価値が見合わなかったら、車体本体の購入代金を抑えたり、
カーシェアリングを利用するという選択肢が考えられますね。

大事なのは、自分が価値を感じる、
満足度の高いお金の使い方をしていくために、クルマコストを出してみる。

是非やってみて下さいね。



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