
こんにちは FPまきです。
ニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、
2万9157ドル97セントでした。
今年2月につけた最高値に迫る勢いでした。

世界中でコロナの第3波が騒がれているなか、
大統領選での不透明感がなくなったこと
そして、製薬大手のファイザーがコロナワクチンの臨床試験での良い結果
大統領選での安心感とワクチン開発への期待感
株価のブレ幅より怖いココロのブレ幅
長期投資で毎日、株価や為替の動きを見る必要はありません。
上がった下がったを見て気にする必要がないからなんです。
企業のリストラ、アメリカの大統領、日米の今後の関係が心配であっても
それを理由に、長期での積立や資産形成をストップする理由にはならないからです。
「残高見なくても大丈夫だよ」と言っても最初は気になって見てしまうものですよね。
でもリスクを分散、しっかりとした前提があるので
「動きを見てて勉強になる、楽しい」との声も^^
投資を始める前の前提がブレブレだと、
市場の動きにココロもブレブレになってしまいます。
景気にも波があり、株価や為替にも波があります。必ずです。
その波に合わせて売り買いする人もいれば、
大きなトレンドに乗り続ける人もいるのです。
どの波に乗るかで、必要な情報は違ってきますよね。
小波の情報にココロが揺さぶられないように・・・
株価のブレ幅よりも怖いのが心のブレ幅です。
一番のリスクは恐怖と欲が行ったり来たりする心の状態なんです。
マーケットが高値更新、逆に大暴落
そんな大きな動きがある時に私は学ぶようにしています。
その経験やココロの状態を知ることで、
リスクの本質が知ることが出来るからです。
この高値圏の楽観ムードで、
「なんか買ったら短期で儲かるかも」
そんな貪欲な自分が出てくるので、その時のココロに気付き知っておく。
「儲け損ねた」は損ではないのでね。
そんな時は、冷静にマーケットの動きを見てお勉強します。
「欲が出ても、動くな、待て!」と言っておきます^^
実は9月の下げ相場で、ちゃっかり買い増ししておきました。
過去のおさらい、動きを見て流れと自分のココロを知っておく。
そうしたら、マーケットの流れが何となくわかってきます。

マーケットのおさらい
2020年、新型コロナウイルスの影響で、アメリカの株式市場は、
2月後半から下げ始め、3月下旬まで下げ続けました。
コロナの経済の影響が読めず、不透明感が高まり、手仕舞い・様子見のムードでしたね。
アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、
企業が資金を借りやすくするための「ゼロ金利政策」
国債などを買い入れて市場に大量の資金を供給する「量的緩和策」
異例の危機対応をしつつ、FRBは3年先の2023年末まで
ゼロ金利政策を続ける見通しを示していることもあり、
大量の緩和マネーが株式市場に向かっていくんです。
金利が付かない、行き場所のないマネーが利益を求めて向かっていく。
そうしてリバウンド、予想以上に早かったですね~。
リーマンショックのように株・投資マネーがマーケットから離れなかったことが、
たくさんの投資家にとっては幸いだったんだと思います。
実体経済を見ると、アメリカの失業率はことし2月の3.5%と比べて、
10月は6.9%となっていて、失業者の数は今も1100万人を超えています。
日本も大企業のリストラ、失業率は悪化しています。
新型コロナウイルスの感染が再び増える傾向にありますので、
景気の先行きは予断を許さない状況なのは、誰もが感じることですね。
「今はいい状態、でも何かのきっかけで、また下がるに違いない」
という不安も大きく、同じような恐れが未だ渦巻いています。
手放しで、楽観ムードとはいかない雰囲気。。。
株式市場のアノマリーとしては、
年末に向けて株価が上昇しやすいと言われています。
果たして、今年はどうなるかなぁ・・・
過剰に追いかけない
過剰に怖がらない。
少なくても今現在は、
実体経済なき株価上昇ということを理解しておく
そして上昇相場でいつもお伝えしていることは・・・
- リスクを取り過ぎてしまっていた方
- 下げ相場時の予想以上の評価損に一時後悔した方
- 収入が減ってキャッシュポジション(現金比率)が減った方
- 投資先・投資資産の配分に偏りがある方

分散投資をしている方は、元の配分から大きく乖離している場合は、
元の比率に戻す(リバランス)をしておきましょう。
以前アメブロの方でもこんな事言ってました^^
今後の株価がどうなるかは、語りません。
が、いつもマーケットでの経験を糧にする様に心掛けています。
お時間あったらこちらものぞいてみて下さい。