
こんにちは FPまきです。
さっき、今年初の雪かきをしましたぁ~。
今年は遅い方かなぁって思います。今までなかったのが有難かったです!
昨日はドカッと降って夕方の道路がテッカテカ・・・そして渋滞・・・
ついに、来たなぁ~、本格的な冬到来です。。。
今日は、1年に1度、年末にしておく
おすすめのお金の管理をご紹介しますね^^
年末って決まりではないけれど、
断捨離・大掃除・年末ご挨拶と同じレベルで、
年末行事として毎年行っていくと、
年々、自分のお金周りがググっと良くなっていきます♪
見た目よりも中身が大事
バランスシートって聞いたことありますか?
貸借対照表ってなんとな~く聞いたことはありますよね。
会社の場合、決算日と言われる締め日で、
どれだけ資産があるのかをだして現状把握します。
その時に使うのが貸借対照表(B/S)ってやつです。
外側だけの儲けだけでは、わからない内側もすべて出すことで、
正確な現在地、そして前年との比較で健全性などを見ていきます。
「会社とか決算とか簿記とか知らないし~」って思うよね。
でも簡単に言ってしまうとこういうことです。
玉の輿を目指して、パートナー探し婚活に励んでいたとします。
※Aさん・・・現金2000万
※Bさん・・・現金1000万
パッと見、Aさんの方がいいと思います。
でもよくよく中身を見ていくと・・・
Aさんには1億の借金がありました。
立派な家、高級な車を持っているみたいだけど
それらの資産価値と今持っている現金、
差し引いたとしても借金が3000万残ります。。。
※Aさんの純資産はマイナス3000万
※Bさんの純資産はプラス1000万
「見た目より中身」って性格やお金に対する考え方などいろんな面で言えるのかも・・・
もちろん、金銭面だけで良し悪しが決まるわけではないですよ。
目には見えない、測ることのできない資産が隠れている可能性だってありますし。
わかりやすくお伝えするための例でございますので誤解なさらぬようm(__)m

バランスシートは資産の健康チェック
毎月、収入よりも支出が多くなってしまうと赤字です。
その赤字をなくすために節約したり、我慢したりで黒字に持っていきます。
黒字が続いていくと貯蓄が貯まっていき、資産が形成されていきますね。
その反対が残念ながら借金・負債が膨らんでいる状況です。
バランスシートの目的は、現状把握です。
現状把握はファーストステップ
そのために外側だけではわからない内側も含めた
現在地とゴールまでの方向性を見るときに
必要なのがバランスシート(B/S)です。
「収入を増やしたい、投資で増やしたい、節約法を知りたい」
そのためには、まず全体像をしっかり把握する必要あります。
そうすることで、理想の未来のためにの手段を選ぶことができます。
1年の終わりのお金の健康チェックを是非やってみて下さい。
何となくの不調やこの先の健康状態への不安から
体を気遣って食生活を変えたり、サプリメントを飲んだりはするかもしれません。
でも、正しい現状もわからずに、薬を飲んだり治療をすることはありませんよね。
家計も同じことなんです。
現状を把握してから必要な行動が見えてきます。
ちょっと不健康でも、落ち込む必要はありません。
「あっ、ちょっとバランス悪いかも」
「これじゃあ、頑張ってたのが水の泡や~~」
って把握出来たらOKなのです^^

これがバランスシートです。
左側がプラスの資産、右側がマイナスの資産。
資産-負債=純資産
1年を通して、純資産がどのように変化しているかで、
自分のお金周りの健全性がわかります。
今は超低金利、ローンもしやすい世の中にはなっています。
キャッシングやリボ払いなど気軽にできる借金もあります。
お金を借りることに、もはや抵抗を感じない人もいらっしゃいます。
一生を通してお金を借りることは悪いことではありません。
貯められない時期や必要な借金だってありますよね。
だけど、いつまでも抜けられないバランスが偏ったままの状態は
決して健康状態はよろしくない・・・
副業で収入が上がっても、節約で支出が減っても
純資産のマイナスが増え続けていくのは、
会社で言うと倒産せざる負えない状態。。。
現状を把握することで家計のバランスがわかります。
もしバランスが偏っている状態が何年も続いていくようであれば、
身体で例えると、ずっと体調が悪い、不健康な状態を放置し続けることと同じです。
「若い頃は良かった・・・収入あるうちは何とかなった」
そうならないためには、お金の健康チェックを
毎年行って必要な処方を行っていくことが大切です。

毎年、純資産の変化幅をチェック
1年間のバランスシートで純資産額が把握出来たら、
毎年変化幅をノートに書いておきましょう。
※2018年の純資産 230万
※2019年の純資産 250万 ※純資産変動額 プラス20万
※2020年の純資産 240万 ※純資産変動幅 マイナス10万
収入が減ってしまった年があったり、
運用の評価額がマイナスのときもあります。
ライフイベントでいつもより支出の量が増えてしまう時期もある。
だから必ずしも、変化幅がプラスのときばかりではないかもしれません。
毎年、バランスシートを作って変化幅を書いてくことで、
自分のお金、資産の状態を《点》ばかりで見るのではなく、
《面》で認識しておくことの大切さわかってきます。

木ばかりを見ていたら遭難しちゃいます。。。
迷子にならないように1年に1度、
鳥になって森の全体像を把握しましょうね^^